氷見漁港の未利用魚を製品化へ

 海洋科学科3年生は実習で培った魚の調理・加工する知識と技術を生かし、地域課題の解決を目指して、未利用魚の製品化に取り組んでいます。

 氷見漁港で水揚げされる魚の中には、魚種が不揃いであったり、サイズが小さかったりするなどの理由から商品としては扱わない未利用魚が存在することを伺いました。これらの魚を「松本魚問屋」さんから譲り受け、製品化を目指しています。試作の結果、レトルトパックにして味付けしたものは骨までおいしく食べられるということが分かりました。

 今回、製造した未利用魚の製品は、今月末に開催される氷高祭を通して生徒、保護者、教職員の方々へ販売し、氷見の水産業を取り巻く課題や食品ロスについて考えていただく機会としたいです。