SDGsを目指した取り組み

 海洋科学科では、SDGsである「持続可能な生産消費形態を確保する」ことを目標に、イワシ缶詰実習で出た残滓を肥料に変え、有効利用が図れないか研究を行ってきました。そして課題研究を通して、残滓から「魚粕」肥料を製造する方法を開発し、缶詰製造の際に出た残滓約5kgから魚粕肥料約2kgを製造することに成功しました。この成果により、缶詰製造の際の廃棄物(固形)はほぼ「0」となります。今後は(株)健菜堂と協力し、「魚粕」肥料を用いた「えごま」栽培に取り組み、10月には「えごま」の実を収穫することを予定しています。

 1月12日、研究に取り組んだ3年生の3名が(株)健菜堂を訪問し、肥料開発の趣旨を説明し、肥料を贈呈させていただきました。